アンティークレンガでつくった小道と、もともとあるレンガ敷き。
その間にできた小さなスペースを、どう仕上げるかしばらく悩んでいました。
レンガだけで仕上げるには形が少し複雑で、モルタルで固めると庭の雰囲気に対して少し人工的になりすぎる気もします。
かといって土のままにしておくと、雑草も生えますし、雨の日はぬかるむ可能性もあります。
そこで今回は、固まる土を使って、アンティークレンガ小道とレンガ敷きの間をDIYでつなげてみました。
この記事では、実際に施工した場所、固まる土を使った理由、施工手順、仕上がり、使って感じたメリット・注意点を紹介します。
固まる土を庭に使ってみたいけれど、
「庭になじむ雰囲気になる?」
「ひび割れしない?」
「雑草対策になる?」
「水はけはどうなる?」
と気になっている方の参考になればうれしいです。
固まる土を使ってみた感想
・色は思っていたより派手ではなく、庭になじみやすかった
・アンティークレンガや自然石と自然になじんだ
・小さなすき間や複雑な形の場所には使いやすい
・ひび割れ対策として、施工前の下地作りは大事だと感じた
・今後のひび割れやコケの変化は追記予定
固まる土を使った場所
今回、固まる土を施工したのは、アンティークレンガ小道と既存のレンガ敷きの間にある小さなスペースです。

ここは庭の中でも、人が歩く動線になる場所です。
アンティークレンガの小道から、レイズドベッド前のレンガ敷きへ自然につながるようにしたかったので、ただ土をならすだけではなく、見た目と歩きやすさの両方を意識しました。
最初に自然石の平板を置き、そのまわりをどう仕上げるか考えました。
自然石だけではすき間が残ります。
かといって、レンガだけで細かく埋めようとすると、少しごちゃごちゃした印象になりそうです。
そこで、平板のまわりを固まる土で仕上げることで、アンティークレンガ、自然石、レンガ敷きが自然な流れでつながるようにしました。
固まる土を施工した目的
今回、固まる土を使った目的は大きく3つあります。
1.レンガ小道とレンガ敷きを自然につなげるため
一番の目的は、アンティークレンガ小道とレンガ敷きの間を自然につなげることです。
庭の小道は、素材の切り替わり部分が意外と目立ちます。
アンティークレンガの小道から、急に別のレンガ敷きへ切り替わると、あとから無理につなげたように見えてしまうことがあります。
今回の場所も、自然石の平板を置いただけでは少し浮いて見えたため、まわりを固まる土でなじませることにしました。
固まる土を間に入れることで、素材同士の境目がやわらかくなり、庭全体として自然なつながりが出しやすくなります。
2.雑草対策のため
小道やレンガのすき間は、少し放っておくだけですぐに雑草が出てきます。
土のままにしておくと、雨が降ったあとに雑草が増えたり、歩くたびに土がぬかるんだりすることもあります。
固まる土で表面を固めておけば、土のままよりは雑草が生えにくくなると考えました。
完全に雑草が出なくなるわけではありませんが、庭の小さなスペースの管理を少し楽にする目的もあります。
3.水はけを残したかったため
モルタルで固める方法もありますが、今回は庭の中で使う場所なので、完全に水を止めるよりも、ある程度水を通してくれる素材の方が向いていると感じました。
固まる土は水をかけて固める資材ですが、モルタルほど完全に水を止めるものではありません。
庭の中で自然になじませたい場所には、ちょうど使いやすい素材だと思います。
使用した資材|庭になじみやすい色を選ぶ
今回使ったのは、ホームセンターで購入できる固まる土です。
色はオレンジ系を選びました。
最初は、ベージュ系の方が庭になじむと思っていました。
アンティークレンガや自然石、庭の植物と合わせるなら、明るすぎないベージュ系の方が失敗しにくいと考えていたためです。
ただ、行ったホームセンターにはオレンジ系しかありませんでした。
正直、購入前は少し迷いました。
「オレンジだと、庭の雰囲気に合わないかも」
「レンガより明るく浮いてしまわないかな」
「せっかく作ったアンティークレンガの小道が、安っぽく見えたら嫌だな」
そんな不安がありました。
ただ、袋の外から見える色は、いわゆる鮮やかなオレンジというより、ベージュに近い落ち着いた色に見えました。
そこで今回は、試しにこの色を使ってみることにしました。
オレンジ系の固まる土は庭になじむ?
施工前に一番心配だったのは、やはり色でした。
庭のDIYでは、素材の色が少し違うだけで、仕上がりの印象が大きく変わります。
袋の状態で見ると問題なさそうでも、実際に庭に入れてみると思ったより明るく見えることもあります。
特に今回の場所は、アンティークレンガ小道とレンガ敷きの間です。
まわりには植物もあり、レイズドベッドもあります。
ここに明るすぎるオレンジ色が入ると、庭全体の雰囲気から浮いてしまうのではないかと心配していました。
でも実際に施工してみると、思っていたような派手なオレンジ感はありませんでした。
仕上がりは、茶色とベージュの中間のような落ち着いた色です。
明るすぎず、暗すぎず、アンティークレンガや自然石ともなじんでくれました。
施工前は不安でしたが、結果としては庭に入ってからの方が自然に見えています。
固まる土の施工方法|レンガ小道のすき間を自然につなぐ手順
ここからは、実際に行った施工手順を紹介します。
今回施工した場所は、アンティークレンガ小道とレンガ敷きの間にある小さなスペースです。
人が歩く場所でもあるので、まずは下地をできるだけ丁寧に整えることを意識しました。
1.雑草と不要な土を取り除く
まず、施工する場所の雑草を取り除き、不要な土を少し削りました。
固まる土は、下地がやわらかすぎたり、でこぼこしていたりすると、仕上がりに影響しやすいと思います。
そのため、表面だけをならすのではなく、歩いたときに沈み込みそうな場所がないか確認しながら整えました。
専用の転圧道具は持っていなかったので、レンガで叩いたり、足で踏み固めたりしながら、できるだけ下地が動かないようにしました。

DIYでできる範囲ではありますが、この下地づくりはかなり大事だと感じました。
2.自然石の平板を仮置きする
次に、自然石の平板を置き、歩きやすい位置になるように調整しました。
今回は、レンガ小道からレンガ敷きへつながる途中に自然石を入れることで、少し雰囲気を変えています。
ただ、自然石のまわりにすき間ができるため、そのままでは少し中途半端に見えます。
そこで、自然石の周囲を固まる土で埋めることで、レンガ小道から自然石、そしてレンガ敷きへと自然につながるようにしました。
3.固まる土が流れ出ないように仕切りを作る
今回の場所は、まわりに花壇や植栽があります。
固まる土を敷いてから水をかけたときに、横へ広がってしまう可能性があったため、施工範囲の両側にプラ段ボールで簡易的な仕切りを設置しました。

何もせずに固まる土を敷くと、ならしている途中や水をかけたときに、少しずつ外へ流れてしまいそうでした。
仕切りを作っておくと、施工範囲が分かりやすくなり、形も整えやすくなります。
DIYではこうした簡単な準備をしておくだけでも、仕上がりがかなり変わると思います。
4.固まる土を敷いて表面をならす
下地を整えたら、施工したい場所に固まる土を敷きました。
そのあと、表面をできるだけ平らにならしていきます。
このときに意識したのは、自然石の平板やレンガとの高さです。
小道として使う場所なので、歩いたときにつまずかないように、段差が大きくなりすぎないよう注意しました。
表面をならしたあとは、ジョウロでやさしく水をかけます。
最初から大量の水をかけるのではなく、表面をやさしく濡らすようなイメージです。
勢いよく水をかけると、せっかくならした表面が流れてしまう可能性があります。
そのため、できるだけやさしく水をかけました。

そして、2時間ほど置いてから、もう一度たっぷりと水をかけました。
この2回目の水やりで、しっかり固まるようにします。
施工後の仕上がり
施工後の仕上がりは、思っていた以上に庭になじみました。
オレンジという名前から想像していたような派手な色ではなく、実際には茶色とベージュの中間のような落ち着いた色です。
アンティークレンガの色とも相性がよく、自然石の平板とも違和感なくつながりました。

施工前は、アンティークレンガ小道とレンガ敷きの間に少し中途半端な空間がありました。
でも固まる土を入れたことで、その部分がきちんと整い、庭の動線として自然に見えるようになりました。
特に良かったのは、レンガだけで無理に埋めるよりも、やわらかい雰囲気になったことです。
アンティークレンガの味わいを残しながら、自然石とレンガ敷きをつなぐ「つなぎ役」として、固まる土はかなり使いやすいと感じました。
周辺に土を入れて草花を植えれば、もっと自然な感じになると思います。
固まる土を使って感じたメリット
実際に使ってみて感じたメリットは、庭づくりに取り入れやすいことです。
小さなすき間に使いやすい
レンガや自然石を使って庭をつくっていると、どうしても細かいすき間ができます。
今回のように、レンガ敷きと小道の間、自然石のまわり、花壇のまわりなど、形が少し複雑な場所はレンガだけで仕上げるのが難しいことがあります。
そうした場所に固まる土を使うと、素材同士のすき間を自然に埋めやすいです。
雑草対策になる
土のままにしておくよりは、雑草対策になります。
庭の小道まわりは、少しのすき間から雑草が出てきます。
固まる土で表面を固めておくことで、日々の草取りの手間を減らせるのは大きなメリットだと思います。
庭になじみやすい
モルタルよりも庭になじみやすいことも、使ってみて良かった点です。
カチッと固めすぎるのではなく、少し土っぽさが残るので、植物のある庭には合わせやすいと思います。
レンガや自然石と組み合わせると、人工的になりすぎず、ナチュラルな雰囲気で仕上げやすい素材だと感じました。
固まる土を使うときに注意したいこと
一方で、固まる土を使うときには注意点もあります。
色選びは慎重にする
今回使った色は結果的に庭になじみましたが、施工前はかなり不安でした。
商品名や袋の色だけで判断すると、実際の仕上がりとの印象が違う可能性があります。
できれば、施工事例や実際の色味を確認してから選ぶと安心です。
下地づくりは丁寧に行う
固まる土は、ただ敷けばきれいに長持ちするというものではないと思います。
特に人が歩く場所では、下地が動かないようにしておくことが大切だと感じました。
今回は、路盤材を敷き、レンガで叩いて踏み固めてから施工しました。
専用の道具がなくても、できる範囲で下地を丁寧に整えておくだけで、仕上がりへの安心感が違います。
水のかけ方に注意する
水をかけるときにも注意が必要です。
表面をならしたあと、強い水流で一気に水をかけると、表面が流れてしまうかもしれません。
ジョウロでやさしく水をかける方が安心です。
気温にも注意する
施工する日の気温も大切だと思います。
固まる土は水をかけて固めるため、施工後しばらくは水分を含んだ状態になります。
その状態で外気温が0度以下になって凍ってしまうと、固まる前の土が崩れやすくなったり、仕上がりに影響が出たりする可能性があります。
寒い時期に施工する場合は、夜間も含めて気温が下がりすぎない日を選んだ方が安心です。
今回は、気温が下がりすぎない日を選んで施工しました。
固まる土はひび割れするのか
固まる土を使ううえで、多くの人が気になるのがひび割れだと思います。
自分も施工前からそこが気になっていました。
固まる土は便利な反面、施工方法や下地の状態によっては、ひび割れたり、粉っぽくなったりすることがあると思います。
施工直後の段階では、見た目もきれいに仕上がり、歩く場所としても問題なさそうです。
ただし、本当に大事なのはこれからです。
雨が降ったあと、夏の暑さ、冬の寒さ、人が歩く負荷。
そういった時間の経過の中で、どのように変化していくかを見ていく必要があります。
多少のひび割れは出るかもしれません。
でも、今回の庭では、それも完全に悪いこととは考えていません。
周囲にはアンティークレンガや植物があります。
少しひびが入ったり、コケが生えたりしても、それが庭になじんで良い雰囲気になってくれたらいいなと思っています。
固まる土にコケは生えるのか
固まる土は、年月が経つと場所によってはコケが生えることもあると思います。
特に日陰になりやすい場所や、水分が残りやすい場所では、コケが出てくる可能性があります。
今回施工した場所も、周囲に植物があり、庭の中の一部として使っている場所です。
そのため、今後コケが出てくることもあるかもしれません。
ただ、個人的には、少しコケが生えるくらいなら、それも庭の味になるのではないかと思っています。
もちろん、歩く場所なので滑りやすくなるほどのコケは困ります。
でも、アンティークレンガや自然石のまわりに少し年月を感じる変化が出てくるのは、むしろ楽しみでもあります。
今後、ひび割れやコケの状況に変化があれば、この記事に追記していく予定です。
固まる土はどんな場所に向いている?
実際に使ってみて、固まる土は広い面積を一気に仕上げるというより、小さなスペースや庭のすき間を整えるのに向いていると感じました。
たとえば、今回のような場所です。
レンガ小道と既存のレンガ敷きの間。
自然石の平板まわり。
花壇やレイズドベッド前のちょっとしたスペース。
雑草が出やすい小道のすき間。
モルタルで固めるほどではない庭の補修部分。
こうした場所には、固まる土が使いやすいと思います。
特にナチュラルな雰囲気の庭や、植物のある庭には合いやすいです。
一方で、駐車場のように強い荷重がかかる場所や、常に水がたまりやすい場所には向き不向きがあると思います。
庭の中で、人が歩く程度の小道や、雑草対策を兼ねたスペースには使いやすい資材だと感じました。

■今回使った固まる土(まさ王オレンジ)
私はホームセンターで購入しましたが、同じ商品はネットでも確認できます。
まとめ|固まる土は庭のすき間を自然につなぐのに使いやすい
今回は、アンティークレンガ小道とレンガ敷きの間にできた小さなスペースを、固まる土で施工しました。
施工前は、オレンジ系の色が庭に合うか少し不安でした。
でも実際に使ってみると、派手なオレンジではなく、茶色とベージュの中間のような落ち着いた色で、アンティークレンガや自然石とも自然になじんでくれました。
固まる土を使ったことで、レンガ小道とレンガ敷きのつながりが自然になり、雑草対策にもなり、モルタルより庭にやさしい雰囲気で仕上げることができました。
施工で特に大事だと感じたのは、下地づくりです。
今回は、路盤材を敷き、レンガで叩き、足で踏み固めてから施工しました。
多少、今後ひび割れやコケが出てくる可能性はあると思います。
でも、それも庭の一部として自然になじんでいってくれたらいいなと思っています。
変化があれば、またこの記事に追記していきます。
固まる土を庭に使ってみたい方、レンガ小道や花壇まわりの雑草対策で悩んでいる方の参考になればうれしいです。
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今回の固まる土DIYは、以前作ったアンティークレンガ小道とレイズドベッドまわりを自然につなげるために施工しました。
小道づくりやレイズドベッドDIYの様子は、こちらの記事でも紹介しています。






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