リューコスペルマム・レッドファントムを鉢植えで育てています。
赤〜オレンジ系の個性的な花が魅力的な、オージープランツの中でも存在感のある植物です。
2026年4月に花付きの株を購入し、5号鉢から8号鉢へ鉢増し。その後、5月に花後剪定を行い、剪定後に伸びてきた新芽を整理しながら育ててきました。
一方で、5月には葉焼けのような症状が出たため、真夏はジューンベリーの下に50%遮光シートを設置して管理しました。
夏の間も新芽は大きく伸びましたが、8月下旬からは株の下葉が黄色くなり、9月の長雨ではガーデンパラソルの下へ移動するなど、試行錯誤しながら育てています。
10月1日現在、下葉は一部落ちたものの、上部の葉や新芽は元気で、何とか最初の夏を越すことができたようです。
この記事では、実際に育てている株の様子をもとに、
・購入時の株の状態
・5号鉢から8号鉢への鉢増し
・使った土の配合
・花後剪定の位置
・剪定後の新芽と芽かき
・50%遮光での夏越し
・真夏に出た下葉の黄変
・9月の長雨で行った管理
について、時系列で記録しています。
リューコスペルマム・レッドファントムの花後剪定や、日本の暑い夏をどう管理するか迷っている方の参考になればうれしいです。
リューコスペルマム・レッドファントムを購入
2026年4月29日、リューコスペルマム・レッドファントムを購入しました。
購入時は5号鉢に植えられていて、樹高は約50cmほど。
すでに3つの花が咲いていて、残り2つはつぼみの状態でした。
株元から1本の幹が立ち上がり、途中で6本に枝分かれしている株です。そのうち5本の枝に花がついていました。

リューコスペルマムは、花の形が個性的で、庭に置くとかなり目を引きます。
レッドファントムは名前の通り、赤みのある花色が魅力的で、開花中の存在感はかなりあります。
ただ、オージープランツなので、日本の高温多湿や水はけの悪い環境には少し気をつかいそうです。
まずは購入後すぐに植え替えず、3日間ほど庭の半日陰で様子を見ることにしました。
5号鉢から8号鉢へ鉢増ししました
我が家にきて調子崩す様子もないので、購入時の5号鉢から今回は8号鉢へ鉢増ししました。

5号から8号なので少し大きめの鉢増しになりますが、株のボリュームがしっかりしていたことと、水の乾きがかなり早かったことから、今回は8号を選びました。

今回の鉢増しでは、根鉢を大きく崩すことはせず、基本的にはそのまま新しい鉢へ移すような形にしました。
リューコスペルマムは根を強くいじるのが少し怖い植物なので、無理に古い土を落とすことはしていません。
鉢増しに使った土の配合
今回使った土の配合は以下です。
- 軽石 小粒:4
- 硬質鹿沼土 中粒:4
- 赤玉土 小粒:1
- ピートモス 無調整:1
水はけを重視して、軽石と硬質鹿沼土を多めにしました。
赤玉土とピートモスも少し入れていますが、全体としてはかなり排水性を意識した配合です。

オージープランツは過湿が苦手なものが多いので、今回は保水性よりも水はけを優先しました。
特にこれから梅雨や夏を迎えることを考えると、鉢内に水が残りすぎないことを重視しています。
鉢増し後の様子
鉢増し後は、株のぐらつきがないように植え付けました。
鉢が大きくなったことで、見た目のバランスも良くなりました。

鉢増し後も、しおれたり葉が落ちたりする様子はなく、ひとまず問題なさそうでした。
ただし、鉢が大きくなった分、水やりは少し慎重にする必要がありそうです。
土の表面だけで判断せず、鉢の重さや乾き具合を見ながら管理していきます。
鉢増し翌日に葉の黒い汚れに気づきました
鉢増しした翌日、葉に何かが垂れたような黒い汚れがついていることに気づきました。
最初に見つけたときは、病気か虫の被害かと思って少し焦りました。

汚れのつき方を見ると、葉そのものが変色しているというより、何かが表面に付着しているような感じでした。
花の蜜のようなものが垂れたのか、別の原因なのかは分かりません。
試しに、濡らしたキッチンペーパーで葉を優しく拭いてみると、きれいに取れました。
その後は、同じような汚れが広がることもなく、葉が傷む様子もありません。
原因ははっきり分かりませんが、病気ではなさそうだったので安心しました。
こういう小さな変化も、育てていると気になりますね。
今後も葉の様子はこまめに確認していきます。
2026年5月23日に花後剪定しました
購入時には3つ開花、2つはつぼみでしたが、その後つぼみも開き、全部で5つの花が咲きました。
長い間、花を楽しむことができたと思いますが、1ヶ月くらいすると最初に咲いていた花は少し終わりかけてきました。

2026年5月23日、花がついている5本の枝を剪定しました。
今回の剪定で意識したのは、強く切り込みすぎないことです。
レッドファントムはまだ購入したばかりの株なので、いきなり大きく切り戻すより、葉を残しながら次の芽を育てる方針にしました。
大きな新芽がある枝は、新芽を残して切りました
花がついている枝のうち1本は、花のすぐ下に大きめの新芽が伸びていました。
この枝は、その新芽を残すように、花だけを切り落とす程度にしました。

新芽がしっかり出ている場合は、その芽を残した方が今後の枝として育てやすそうです。
この枝は、今後この新芽をそのまま伸ばして様子を見ます。
ほかの花付き枝は、大きめの葉がついている少し下で切りました
ほかの花がついている枝にも、上の方に小さな新芽が確認できました。

ただ、その小さな新芽をすべて残すと、枝数が増えすぎる可能性があります。
そのため、今回は大きめの葉がついている少し下の位置で切ることにしました。
剪定後は、花なしの枝1本はそのまま残しています。
花付きの枝5本は、今後出てくる脇芽の様子を見ながら、育てる芽を選んでいく予定です。
剪定後に育てる脇枝は8本前後を目標にします
今回の株は、株元から1本立ち上がり、上部で6本に分かれています。
そのうち5本に花が咲き、1本は花なしの枝でした。
剪定後は、枝数を一気に増やしすぎず、最終的に8本前後の枝を育てるイメージにしています。
具体的には、次のように考えています。
- 花なしの枝は、そのまま1本で育てる
- 花付きだった5本の枝は、基本的に新芽を1本ずつ育てる
- 元の枝が太いところだけ、新芽を2本育てる
- 全体で8本前後に整える

枝数を増やしすぎると、1本1本の枝が細くなったり、株の内側が混み合ったりしそうです。
なので、今年はたくさん枝を増やすより、しっかりした枝を育てることを優先します。
今後、脇芽が伸びてきたら、外向きで勢いのある芽を残して、内側向きや弱い芽は整理する予定です。
剪定後に葉焼けのような症状に気づきました
花後剪定をしたあとに株をよく見てみると、購入時にはなかった葉の傷みを確認しました。
葉の先端付近が一部茶色くなっていて、葉焼けのように見えます。

剪定前の1週間ほどは、5月とは思えないくらい暑い日が続いていました。最高気温は28〜30℃くらいで、晴天の日が4日ほど続きました。
このレッドファントムは、その間ほぼ1日中日が当たる場所で管理していました。
水切れはしていなかったので、今回の葉の傷みは水不足というより、急に強くなった日差しや暑さの影響ではないかと考えています。
リューコスペルマムは日当たりを好む植物として紹介されることが多いですが、日本の5月後半から夏にかけての日差しはかなり強いです。
特に鉢植えの場合は、地植えよりも鉢内の温度が上がりやすいので、葉焼けには注意した方がよさそうです。
ひとまず今後は、午前中は日が当たり、午後は半日陰になるジューンベリーの木の下で管理することにしました。
この場所で葉焼けが広がらないか、脇芽の動きに影響がないかを観察していきます。
剪定後のレッドファントムを50%遮光で夏越し
5月後半、レッドファントムの葉に葉焼けのような傷みが見られたため、その後は強い直射日光を避けながら管理することにしました。
2026年7月20日、ジューンベリーの下に50%遮光シートを設置したタイミングで、レッドファントムもその下へ移動しました。
もともと午前中は日が当たり、午後はジューンベリーの木陰になる場所でしたが、真夏はそこへさらに50%遮光を加える形です。
5月の時点で強い日差しによると思われる葉の傷みが出ていたこともあり、レッドファントムは真夏の強い直射日光を無理に当てるより、少し日差しを和らげた方が育てやすいのではないかと考えました。
実際に育ててみると、遮光後も新芽の成長は止まらず、夏の間もしっかり伸びていきました。
2026年8月22日|剪定後の新芽が大きく成長
8月22日時点では、5月23日の花後剪定後に出てきた新芽がかなり大きく成長していました。
剪定したときは、最終的に8本前後の枝を育てる予定にしていたため、途中で出てきた弱い新芽や、株の内側へ向かって伸びる芽は芽かきしています。
結果として、残した枝にはしっかりと勢いがつき、剪定直後と比べると株全体のボリュームもかなり増えました。

2026年8月22日のレッドファントム。花後剪定から約3か月が経ち、残した新芽が大きく成長して株全体のボリュームも増えてきました。ここまでは思っていた以上に順調でした。
ただ、この頃から少し気になる変化も出てきました。
真夏になると株の下葉が黄色くなり始めました
8月下旬になると、株の下の方にある古い葉が黄色くなり、少しずつ落ちるようになりました。

2026年8月22日の株元。上部では新芽が伸びている一方、下の古い葉には黄色くなり始めたものが見られました。一方で、株の上部を見ると新しい葉はきれいで、新芽もしっかり伸びています。
株全体が急激に弱っているようには見えず、成長自体は続いていました。
50%遮光で強い日差しは避けていましたが、それでも真夏の高温や湿度、株の内側の蒸れなどは影響していたのかもしれません。
実際にひと夏育ててみて、レッドファントムは強い直射日光だけでなく、日本の夏の暑さや蒸れにも少し気をつかう品種という印象を持ちました。
ただし、下葉が黄色くなった原因については特定できていません。
上部の葉や新芽は元気だったため、そのまま様子を見ることにしました。
9月の長雨でガーデンパラソルの下へ移動
9月に入ると雨の日が続きました。
特に9月上旬は長雨となり、庭で育てているプロテアの花芽を雨から守るため、2026年9月6日に鉢植えのプロテアをガーデンパラソルの下へ移動しました。
そのタイミングで、レッドファントムも同じ場所へ移動しています。
レッドファントムには花芽はありませんでしたが、すでに下葉の黄変が出ていたため、雨が続く中でさらに鉢内や株の周囲が湿った状態になることを避けたかったからです。
完全に雨を遮るわけではありませんが、直接雨に当たり続ける時間を減らしながら管理しました。
2026年9月22日|下葉は落ちるものの上部の新芽は元気
9月22日に株を確認すると、下の方の葉はさらに黄色くなっていました。
黄色くなった葉は、少し触っただけでもパラパラと落ちる状態です。

2026年9月22日のレッドファントム。株の下部では黄色くなった葉が増え、触ると落ちる葉もありましたが、上部の葉や新芽は元気に伸びていました。この写真だけを見ると少し心配になる状態ですが、上の方を見ると様子はかなり違います。
新しく伸びた枝の葉は青々としていて、枝先の成長も続いていました。
さらに、剪定後に残した枝は夏の間にかなり長く伸びました。
支柱をしていなかったため、自重で外側へ倒れてしまった枝もあります。
2026年10月1日|レッドファントムは無事に夏越しできたようです
10月1日現在、黄色くなった下葉を取り除き、伸びた枝を支柱で支えながら管理しています。
9月には長雨もあり、下葉がかなり落ちたため、このまま調子を崩してしまうのではないかとも思いました。
しかし、その後も上部の葉や新芽に大きな変化はなく、株自体は元気に育っています。
5月の葉焼けを見た時点から、レッドファントムは夏越しが少し難しそうだと感じていたオージープランツのひとつでした。
それだけに、何とか夏越しできたようでホッとしました。
今回の夏越しでは、
・50%遮光で強い日差しを避ける
・弱い新芽を芽かきして枝数を抑える
・9月の長雨ではパラソル下へ移動する
・黄色くなった下葉を整理する
・伸びた枝を支柱で支える
といった管理を行いました。
ただし、下葉が黄色くなった原因が暑さなのか、湿度や蒸れなのか、長雨なのかは断定できません。
今後気温が下がってから新しい葉がどのように育つのかを見ながら、引き続き観察していきます。
次はいよいよ冬越しです。
レッドファントムが関東の冬をどのように越すのか、春に再び花芽が付くのかまで記録していきたいと思います。
購入から花後剪定までに意識したこと
今回のリューコスペルマム・レッドファントムでは、次の3つを意識して管理しました。
購入後すぐに無理をさせない
購入後すぐに鉢増しせず、まずは3日間ほど半日陰で様子を見ました。
本来は、1週間以上半日陰で様子を見るのが良いとされています。
環境が変わった直後は、植物にも負担がかかると思うので、いきなり作業せず、調子を見てから鉢増ししました。
鉢増しは水はけ重視にする
リューコスペルマムは過湿が苦手そうなので、用土は水はけを重視しました。
軽石と硬質鹿沼土を多めにして、鉢の中に水が残りすぎないようにしています。
実際に梅雨から夏までこの用土で管理し、大きく調子を崩すことなく夏を越すことができました。今後も季節ごとの乾き方を見ながら、この配合が合っているか確認していきます。
剪定は切りすぎず、次の枝を育てる
花後剪定では、いきなり深く切り込まず、葉や新芽を確認しながら切りました。
今年は枝数を増やしすぎず、8本前後の枝をしっかり育てる方針です。
来年以降、この剪定でどのように花が咲くのかも見ていきたいと思います。
まとめ|レッドファントムは50%遮光で夏越しできました
2026年4月に購入したリューコスペルマム・レッドファントム。
5月23日に花後剪定を行い、その後は新しく伸びてきた芽を整理しながら、8本前後の枝を育ててきました。
5月に葉焼けのような症状が見られたため、7月20日からはジューンベリーの下に設置した50%遮光シートの下で管理しました。
真夏も新芽は順調に成長しましたが、8月下旬から株の下葉が黄色くなり、少しずつ落葉するようになりました。
さらに9月の長雨では、9月6日からガーデンパラソルの下へ移動。
9月22日時点では下葉がかなり黄色くなったものの、上部の葉や新芽は元気で、枝もしっかり伸びていました。
黄色くなった葉を整理し、伸びた枝に支柱を立てて管理したところ、10月1日現在も大きく調子を崩すことなく育っています。
夏越しが気になっていたレッドファントムですが、何とか最初の夏を越すことができたようです。
これからは冬越し、そして来春の新芽や花芽まで引き続き記録していきます。
今後の記録予定
レッドファントムは、何とか最初の夏を越すことができました。
これからは気温が下がっていくため、次は冬越しの様子を中心に記録していきます。
今後確認していきたいのは、次のような点です。
・秋以降に新芽がどこまで伸びるか
・黄色くなった下葉がその後どうなるか
・冬の寒さで葉や枝に傷みが出るか
・冬越し後にどの枝から新芽が動くか
・来春に花芽が付くか
・今回残した8本前後の枝が、翌年の開花にどうつながるか
特に気になるのは、今回の花後剪定で残した枝が、来年どのように花につながるかです。
冬越し後の新芽や花芽の動きも確認しながら、引き続きこの記事に追記していきます。
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