リューカデンドロン サファリサンセットの耐寒性|−9℃越冬とその後の回復記録

リューカデンドロン サファリサンセットの−9℃越冬とその後の回復記録 オージープランツ

※2026年6月、寒波後の新芽の展開とピンチ後の様子を追記しました。

2026年2月の寒波で、我が家の庭では最低気温−9℃を記録しました。

その寒波を越えたリューカデンドロン サファリサンセットの様子を、寒波直後のダメージと、その後の回復状況をあわせて記録します。

我が家では複数のオージープランツを鉢植えで管理しています。

その中の一つが、リューカデンドロン サファリサンセットです。

耐寒性はあると言われる品種ですが、関東寒冷地で−9℃、積雪20cmという条件を経験すると、どの程度影響が出るのか気になっていました。

寒波直後は葉色に少し変化が見られましたが、春以降は剪定した枝から赤みを帯びた新芽が多数展開してきました。

今回は、関東寒冷地でのオージープランツ寒波検証記録として、サファリサンセットの冬越しとその後の回復状況をまとめます。

まずは、寒波から約1ヶ月後のサファリサンセットの様子です。

寒波後のリューカデンドロン サファリファンセット株全体
−9℃の寒波から約1ヶ月後のサファリサンセット。葉の色は少し変化していますが、枝の張りは保たれています。

栽培開始の経緯

このサファリサンセットは
2025年6月に鉢植え苗を購入しました。

購入当初は主幹が長く伸び、ややひょろ長い樹形でした。

風が吹くと株全体が揺れやすく、このままでは枝折れの心配もあったため、
2025年10月に強めの剪定を行いました。

樹形を整えながら株元からの枝数を増やすことを目的とした剪定です。

その後は徐々に枝が増え、冬を迎える頃にはある程度安定した株姿になりました。

この状態で今回の寒波を迎えることになります。

用土配合

・鹿沼土 3割
・赤玉土 2割
・軽石 2割
・腐葉土 2割
・ピートモス 1割

オージープランツは過湿を嫌うため、排水性を重視した配合にしています。
特に軽石を多めに入れることで、根腐れ防止も意識しました。

また生育を良くするためにネイティブプランツ専用の肥料を少量与えました。
リューカデンドロンはリン酸成分を嫌います。リン酸成分ゼロで、プロテアやバンクシアなど他のオージープランツに使える肥料です。

使っている肥料はこちらです。非常に元気に育っています。
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冬の管理環境

冬は家の壁沿い、軒下約30cmの場所へ移動しています。

完全な雨除けではありませんが、北風をある程度防げる位置です。

鉢植えのため、冷え込みが強い日は鉢ごと移動できる環境です。

2026年の冬は1月後半から冷え込みが続きました。

最低気温は毎朝およそマイナス3度前後。
それが数日間続く環境でした。

そして2026年2月8日。

約20cmの積雪。翌朝の最低気温は、マイナス9度。

この−9℃は一日のみでしたが、その前後も毎朝氷点下が続いていました。

仕事の都合で事前に不織布をかけることができませんでした。
夜間は軽く雪を払い、不織布をかけて防寒対策を行っています。

寒波後の変化

寒波直後は大きな変化は見られませんでした。

しかし数日経つと、葉色にわずかな変化が現れました。

寒波後のリューカデンドロン サファリファンセット ダメージを負った葉

一部の葉がやや褐色を帯び、全体の色味が少しくすんだ印象になりました。

ただし、枝のハリは保たれています。
完全に枯れ込んでいる様子ではありません。

ダメージの程度を考える

今回の条件は以下の通りです。

・鉢植え管理
・軒下30cm
・積雪20cm
・最低気温−9℃(1日)
・毎朝−3℃前後

この条件下で、軽度の葉色変化のみ。

アカシアブルーブッシュやバンクシアコーストと比べると、やや寒さの影響を受けやすい印象です。

とはいえ、致命的なダメージではなさそうです。

リューカデンドロン サファリサンセットの耐寒性

リューカデンドロン サファリサンセットの耐寒性は一般的に−3〜−5℃程度と言われています。

しかし今回の環境では

・最低気温 −9℃
・積雪 約20cm
・鉢植え管理

という条件でも軽度の葉色変化のみで越冬しました。

今後の観察ポイント

気になるのは、

・葉色が春に回復するか
・枝先の枯れ込みが出るか
・新芽が正常に動き出すか

寒波の影響は時間差で出ることもあります。

春の気温上昇とともにどう変化するのか、引き続き観察していきます。

追記:寒波後も新芽が多数展開|6月の回復状況

2026年6月18日現在、昨年剪定した枝から新芽が多数出てきました。

新芽が動き始めたのは4月初旬からです。

リューカデンドロン サファリサンセットの剪定枝から赤みを帯びた新芽が出てきた様子
2026年4月18日。2025年10月に剪定した枝から、赤みを帯びた新芽が多数出てきました。

リューカデンドロンはクラウンジュビリーも育てていますが、サファリサンセットは剪定した枝から出る新芽の数がとても多い印象です。

1本の枝に対して5〜10本ほど新芽が出てくる場所もありました。

そのままにしておくと枝が混み合いそうだったため、新芽がある程度成長してきた6月に、1本の枝に対して2〜3本程度になるよう、付け根からピンチしました。

寒波で傷んだ葉は少し残っていますが、全体としては順調に回復しているように見えます。

リューカデンドロン サファリサンセットの新芽を整理した後の株全体
2026年6月24日。新芽を2〜3本程度に整理した後のリューカデンドロン サファリサンセット。寒波の傷みは少し残るものの、赤みを帯びた新芽がきれいに展開しています。

特に、赤みを帯びた新芽がとてもきれいで、寒波後のダメージを感じさせないほど生き生きとしています。

また、5月からは他のオージープランツと同じく、オージープランツ用の肥料と活力剤を規定量どおりに与えています。

これまでは肥料をかなり控えめにしていましたが、春の成長期にしっかり与えることで、新芽の展開も良くなっているように感じます。

まとめ

関東寒冷地の冬、毎朝−3℃前後の冷え込みが続き、1日のみ最低気温−9℃、積雪20cmを経験しました。

この条件下でも、リューカデンドロン サファリサンセットは軽度の葉色変化にとどまり、致命的なダメージは見られませんでした。

ただし、同じ環境で育てているアカシア・ブルーブッシュやバンクシア・コーストと比べると、やや寒さの影響を受けやすい印象です。

なお、この株は2025年6月に鉢植えで購入し、樹形がひょろ長く風にあおられやすかったため、2025年10月に強めの剪定を行った状態で冬を越しました。

寒波で傷んだ葉は少し残ったものの、4月頃から剪定した枝に新芽が多数出始め、6月には赤みを帯びたきれいな新芽がしっかり展開しました。

新芽の数が多かったため、1本の枝に対して2〜3本程度になるよう整理しましたが、その後の生育は順調です。

リューカデンドロン サファリサンセットは、寒波直後だけで判断せず、春以降の新芽の動きまで観察することで、回復力を確認しやすい品種だと感じました。

今後も、関東寒冷地でのオージープランツ寒波検証記録として、季節ごとの変化をまとめていきます。

今回使用した資材まとめ

今回リューカデンドロン「サファリサンセット」の栽培で使用している資材はこちらです。

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