キングプロテアの冬越しで失敗したくないと感じていませんか?
キングプロテアはオージープランツの中でも特に人気の高い植物ですが、
「寒さにどれくらい耐えるのか?」「冬越しできるのか?」
という疑問を持つ方も多いと思います。
特に関東などの寒冷地では、冬越しが最大のポイントになります。
今回は我が家の庭で育てている
キングプロテア「リトルプリンス」が
2026年2月の寒波(最低気温−9℃)をどのように乗り越えたのかを記録します。
関東寒冷地でのキングプロテア栽培の参考になれば嬉しいです。
購入時の状態と植え替え
2025年4月20日、キングプロテア「リトルプリンス」を購入しました。

草丈は約30cm。
地際から太い幹が2本立ち上がり、それぞれに大きな花芽が付いていました。
購入後、テラコッタ鉢へ植え替え。
用土配合
キングプロテアは水はけの良い土壌を好む植物です。
一般的な草花用培養土では保水性が高すぎるため、
排水性を意識した用土配合にしています。
- 鹿沼土 3割
- 赤玉土 2割
- 軽石 2割
- 腐葉土 2割
- ピートモス 1割
特に冬場は過湿による根腐れが起こりやすいため、
軽石や赤玉土を多めに入れて通気性を確保しています。
排水性を確保しつつ、適度な保水性も持たせた配合です。
特に鉢植えでは過湿になりやすいため、
軽石などを多めに入れて通気性を確保することが大切だと感じています。
また生育を良くするためにネイティブプランツ専用の肥料を少量与えました。
キングプロテアはリン酸成分を嫌います。リン酸成分ゼロで、グレビレアやバンクシアなど他のオージープランツに使える肥料です。
私がキングプロテアに使っている肥料はこちらです。
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5月の開花と花後剪定
5月に無事開花。

存在感のある花は約1週間楽しみました。
株への負担を考え、開花後は花をカット。
花の下3cmほどの葉が密集している位置で切り戻しました。
脇枝の発生を期待しての剪定です。
脇枝の発生と成長
しかし、すぐには新芽は出ず、
7月中旬になってようやく脇枝を5本確認。

しかも脇枝はカット位置ではなく、
その多くは地際から発生しました。
本来なら2〜3本に整理する選択もありましたが、
今回は5本すべてを育てることにしました。
その年に伸びた枝には花芽は付かないと思っていましたが、
12月に入り、すべての枝に花芽を確認。
想定外の結果でした。
冬越し管理
キングプロテアは一般的に−2℃程度が耐寒の目安と言われています。
ただし環境や株の状態によって耐寒性は変わるため、
寒冷地では冬越し対策が重要になります。
鉢植えのため凍結のリスクもありましたが、
家の壁際に移動し、風を避けることで寒さの影響を軽減しています。
−3℃の朝が続く環境でも、葉はやや赤味を帯びる程度で元気な様子でした。
しかし今回の寒波では最低気温−9℃まで下がりました。
また夜間は不織布をかけて簡易的な防寒対策を行いました。
軒は約30cmと浅く、完全な雨除けではありません。
2026年2月8日|大寒波の影響
しかし、2026年2月8日。

約20cmの積雪。
翌朝はマイナス9℃。
夜間は雪を軽く払い、不織布をかけて防寒対策を行いました。
大寒波後の株の状態
2026年2月8日の大寒波以降、株の様子に明らかな変化が現れました。
雪をかぶった花芽と、かぶらなかった花芽で状態に差が出ています。
雪をかぶった花芽の様子

寒波後に確認した雪がかぶった花芽の様子です。花びらになる部分が少し開き、触れるとカサカサに乾いた状態になっていました。
雪をかぶらなかった花芽とは明らかに違う印象です。
雪をかぶらなかった側の状態

同じ株でも雪をかぶらなかった花芽と葉は健全で環境差による影響がはっきり現れました。
この差を見ると、
「雪をしっかり払わず不織布で保護した判断が正しかったのか?」
と考えさせられます。
プロテアが冬に弱る原因
今回のダメージから、プロテアが冬に弱る原因についても整理しておきます。
・雪や雨による過湿
・凍結による細胞ダメージ
・寒風による乾燥ストレス
今回のケースでは、特に「雪による過湿」と「凍結」の影響が大きかったと考えられます。
葉の変色

一気に枯れ込むのではなく、数日かけて色が悪化していきました。
こちらも雪をかぶった葉に症状が見られます。
凍結による導管ダメージの可能性も考えられます。
雪はしっかり払うべきだったのか?
一般的には、
雪は断熱材になるため払わない方が良いとも言われます。
しかし今回のように−9℃まで下がる環境では、
凍った雪が直接花芽に接触するリスクも感じました。
この判断がどうだったのかは、春の回復状況で検証していきます。
今後の観察ポイント
- 傷んだ葉は回復するのか
- ダメージを受けた花芽は開花するのか
- 枝の枯れ込みは進行するか
キングプロテア「リトルプリンス」が
関東寒冷地でどこまで耐えられるのか。
引き続き、オージープランツ寒波検証記録として春の回復状況もまとめていきます。
プロテアの冬越し対策【関東】
今回の経験から、プロテアの冬越しではいくつか重要なポイントがあると感じました。
雨や雪を避ける(最重要)
プロテアは過湿に弱いため、冬は雨や雪に直接当てないことが重要です。
特に寒波時は雪が溶けずに長時間湿った状態が続くため、軒下などに移動して管理するのが安全です。
風を避ける
冬の冷たい風は乾燥ストレスを与え、株を弱らせる原因になります。
できるだけ風の当たらない場所で管理することでダメージを軽減できます。
水やりは控えめにする
冬は生育が緩やかになるため、水やりは控えめにします。
土が乾いてから与える程度にし、常に湿った状態にならないよう注意が必要です。
これらを意識することで、冬のダメージを大きく減らすことができます。
実際に剪定後の雨で弱らせた経験もあるため、過湿には特に注意が必要です。
まとめ
今回の寒波では最低気温−9℃まで下がりましたが、
キングプロテア「リトルプリンス」は完全に枯れることはありませんでした。
ただし雪をかぶった花芽や葉にはダメージが見られ、
環境条件によって状態に差が出ることが分かりました。
キングプロテアを寒冷地で育てる場合は
・冬は壁際など風の当たらない場所に移動する
・強い寒波の時は雪がかぶらないよう不織布などで保護する
・排水性の高い土を使う
といった対策が重要だと感じています。
春以降にどこまで回復するのか、引き続き観察していきます。
その後、寒波で半分枯れてしまった株を実際に剪定し、立て直しを行いました。
次の記事では、その具体的な方法を詳しくまとめています。
次の記事 >
その後の株の様子と枯れた部分を剪定で立て直した方法を紹介します。
→【プロテアが寒波で半分枯れた】剪定で立て直した方法(-9℃ダメージ実例)
他のオージープランツの越冬結果や耐寒性ランキングは、こちらで詳しくまとめています。
実際に-9℃を経験したリアルな結果をまとめています。




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