グレビレア ピーチアンドクリームの冬越しで不安に感じていませんか?
グレビレア「ピーチアンドクリーム」は、オーストラリア原産の人気品種ですが
「寒さに弱いのでは?」
と心配する方も多いと思います。
実際に関東の寒冷地で鉢植え管理している我が家では
・最低気温 −9℃
・雪あり
という冬を経験しました。
結論から言うと、グレビレア「ピーチアンドクリーム」は関東の寒冷地でも株自体は越冬できました。
ただし、-9℃の寒波と積雪では花芽や葉にダメージが出ており、特に雪が直接当たった部分は変色が見られました。
そのため、寒冷地で育てる場合は、雪を直接当てない対策が重要だと感じています。
ピーチアンドクリーム越冬結果まとめ
・株自体は越冬(枯れはなし)
・-9℃寒波と雪で葉と花芽にダメージあり
・雪が直接当たるとダメージが大きい
・寒冷地では軒下管理+防寒対策が安心
この記事では、実際の越冬結果と冬のダメージ状況を写真付きで紹介します。
購入時の状態と植え替え
2025年5月3日、グレビレア「ピーチアンドクリーム」を鉢植えで購入しました。
高さは約80cm。
すでに花芽が付いており、充実した株でした。
購入後すぐに、2周り大きい8号鉢へ植え替えを行いました。
グレビレア「ピーチアンドクリーム」の耐寒性と耐寒温度
グレビレアはオーストラリア原産の植物で、基本的には温暖な気候を好みます。
一般的にグレビレアの耐寒温度は
−3℃〜−5℃程度と言われています。
ただし品種によって差があり、
ピーチアンドクリームは比較的寒さに強い品種です。
日本では「寒さに弱い」と言われることもありますが、品種によって耐寒性には差があります。
今回育てている「ピーチアンドクリーム」が関東の寒冷地でどこまで耐えられるのか、実際の冬の様子を記録していきます。
用土配合
- 鹿沼土 3割
- 赤玉土 2割
- 軽石 2割
- 腐葉土 2割
- ピートモス 1割
オージープランツは過湿を嫌うため、排水性を重視した配合にしています。
特に軽石を多めに入れることで、根腐れ防止も意識しました。
今回は排水性を良くするため、スリット鉢に植え替えました。
スリット鉢は側面のスリットから空気が入りやすく、根の成長を促しやすい鉢です。
オージープランツは過湿を嫌うため、通気性の良い鉢を使うようにしています。
私がグレビレアに使用しているスリット鉢はこちらです。
初夏の開花と成長の様子
植え替えから1週間ほどで、次々と花が開花。

春から初夏にかけて、柔らかなピンクとクリーム色の花が次々と開花しました。
柔らかなピンクとクリーム色のグラデーションが非常に美しく、
オージープランツらしい存在感がありました。
その後も順調に成長。
夏の暑い時期は、土の状態を確認しながら毎朝水やり。
鉢がやや大きめだったこともあり、基本的に朝1回で問題ありませんでした。
また生育を良くするためにネイティブプランツ専用の肥料を少量与えました。
グレビレアはリン酸成分を嫌います。リン酸成分ゼロで、プロテアやバンクシアなど他のオージープランツに使える肥料です。
私がグレビレアに使っている肥料はこちらです。
朝から夕方まで直射日光が常に当たる場所での管理でしたが、
葉焼けや大きなダメージはなく、比較的安定した夏越しができました。
9月の剪定
9月には主幹の伸びた枝を剪定。

高さを抑えつつ、低い位置から脇枝を出させたかったためです。
グレビレアは先端成長しやすいため、早めに剪定しておくと株が暴れにくくなります。
グレビレアは成長が早いため、
鉢植えではある程度の剪定が必要だと感じました。
冬越し準備と管理方法
12月に入り気温が下がってきたため、家の壁沿いの軒下へ移動しました。
軒は約30cmと浅く、完全な雨除け環境ではありません。
他のオージープランツと並べて管理しました。
毎朝マイナス3℃の日が続きましたが、葉色も特に問題ありません。
冬前にやっておくべき管理ポイント
冬越しに入る前に、いくつか意識しておくべきポイントがあります。
・水やりは控えめにする
・肥料は与えない(休眠に入るため)
・寒波前は軒下など雨や雪を避けられる場所へ移動
これらを意識しておくだけでも、冬のダメージを大きく減らすことができます。
冬の水やり頻度
12月~1月は土の乾きが遅く、週1~2回程度の水やり。
水やりはなるべく、
- 朝の気温が0℃以上
- 翌日も0℃以下にならない予報の日
を選んで行いました。
鉢土が過度に湿った状態で凍結すると、根が傷む可能性があるためです。
2026年2月8日|寒波と雪の被害
2026年2月8日、大寒波が到来。
約20cmの積雪。
翌朝はマイナス9℃まで気温が下がりました。
関東でもここまで気温が下がる日は珍しく、
オージープランツの耐寒性を試すような冬となりました。
私の住む地域は関東でも寒冷地にあたり、
都市部よりも約3℃低くなります。
夜間は雪を払い、不織布をかけて防寒対策を行いました。
しかし――
この寒波を境に、葉色に変化が現れました。

寒波後は葉が黄色〜茶色に変色し、低温ダメージが見られました。
それまで濃い緑だった葉が徐々に黄色味を帯び、
特に雪をかぶっていた葉は茶色に変色。
今後の観察ポイント
- 変色した葉は回復するのか
- 春の芽吹きはあるのか
- 枝先の枯れ込みは進行するのか
グレビレア「ピーチアンドクリーム」が
寒冷地でどこまで耐えられるのか。
グレビレアは冬に葉が落ちる?原因と対策
グレビレアは常緑樹ですが、日本の冬では葉が黄色〜茶色に変色し、落葉することがあります。
実際に長年育てている場合でも、冬になると葉を落とすケースは珍しくありません。
主な原因としては以下が考えられます。
・寒さによるダメージ
・冷たい風による乾燥
・冬の過湿による根のストレス
特に「寒さ+過湿+風」が重なると、一気に葉が傷みやすくなります。
そのため、完全に常緑のまま冬越しするのは難しく、ある程度の落葉は自然な反応とも言えます。
冬越しでダメージを減らすための対策
我が家で実際に行っている対策としては以下の通りです。
・株元を砂利などでマルチング
・冬の冷たい風を防ぐための簡易風よけ
・水はけを良くするために軽石を混ぜる
・霜や雪が当たらない場所に移動(鉢の場合)
実際にオージープランツは過湿によるダメージも多く、別記事でも詳しく解説しています。
幹巻きも一定の効果はあると思いますが、グレビレアの場合は葉や根のダメージの影響が大きいため、風対策や排水性の改善の方が重要だと感じています。
葉が落ちても株が生きていれば、春に回復する可能性があります。
今回のように、雪や寒波がある場合は「雪を直接当てない」だけでもダメージ軽減につながると感じました。
実際に、雪が当たらなかった部分は比較的ダメージが少なかったため、不織布などで覆うだけでも効果はあると考えています。
私が実際に使用している防寒資材はこちらです。
まとめ
今回の冬では、最低気温−9℃とかなり厳しい寒波に見舞われました。
我が家の環境では、冬の最低気温が毎朝−3℃前後になる日が続きましたが、この程度の寒さでは特に問題は見られませんでした。
一方で、1〜2日程度の−9℃の寒波と積雪があった際には影響が見られました。
特に雪がかぶった部分の葉には低温ダメージが出ており、花芽もしおれてしまいました。
正直ここまでダメージが出るとは思っておらず、かなり驚きました。
ただし株自体が枯れることはなく、グレビレア「ピーチアンドクリーム」は関東寒冷地でもある程度の耐寒性がある可能性を感じています。
今回の越冬結果を簡単にまとめると以下の通りです。
・毎朝−3℃前後の寒さでは特に問題なし
・1〜2日程度の−9℃の寒波と積雪を経験
・雪がかぶった部分の葉に低温ダメージあり
・花芽はしおれてしまった
・株自体は枯れず越冬
春の回復状況については、別記事で詳しく記録していきたいと思います。
今回使用した資材まとめ
今回グレビレア「ピーチアンドクリーム」に使用している資材はこちらです。
私が使用しているスリット鉢はこちらです。
私が使っている肥料はこちらです。
私が使用している防寒資材はこちらです。
寒冷地で育てる場合は、まず雪を直接当てない管理を意識すると安心です。
他のオージープランツの耐寒性については、こちらの記事で比較しています。




コメント
こんにちは、色々と調べていたら行きつきました!我が家の地植えグレビレアロブスタは6年目で2階の屋根までに達しているのですが、ほぼ毎年茶色になり、全ての硬い堅い葉を落として大迷惑を掛けます。どうにか常緑で越冬できないかとあれこれ試しますが、難しいですね
やまさん、コメントありがとうございます!
グレビレアが6年で屋根まで到達しているとのことで、とても大切に育てられているのが伝わってきます。
毎年茶色くなって葉を落としてしまうとのことですが、やはり日本の冬特有の「寒さ+過湿」の影響が大きいのかなと感じました。
地植えの場合、
・冬の風で葉が傷む
・土の中が思った以上に湿っている
といった条件が重なると、一気に葉を落としやすい印象があります。
・株元を砂利などでマルチングして、地温低下を防ぐ
・幹巻き(不織布や麻布)で冷たい風を和らげる
・できれば冬の間だけでも簡易的な風よけを設置する
すでに色々試されているかと思いますが、対策としてはこのあたりを組み合わせると、ダメージが軽減できることがあります。
とはいえ、グレビレアはどうしても日本の冬では多少葉が傷むことも多く、「完全に常緑で越冬」はなかなかハードルが高いですよね。
大きく育っているので環境自体は合っていると思いますし、「冬だけ少し守ってあげる」イメージが現実的かなと感じています。